自分のために、人のために、毎日に喜びを
皆さんは、初めての就職をした際に「職場研修」は受けさせてもらいましたか?
ビジネスマナー、電話応対など、職種によって様々な研修を受けさせてもらったことがあるかもしれません。
しかし、それはみんなが受けることができたわけではないかと思います。
中小企業など、研修は最低限のもので、ビジネスマナーなど教養に繋がるものは受けていないという方も多くみられます。
そして、若かった新入社員の頃に理解できなかったこともあるでしょう。
いま、円滑なコミュニケーションが取れるマナーは身についていると自負できるでしょうか?
美しい所作、エレガントな仕草、自分ではなく仕事として相応しい装い。
なぜ個性を最大限に表現したファッションではだめなのか。
TPOとは?
私も初めての就職では、歴史ある企業にも関わらず、いまでいう研修は受けていません。
少しずつ失敗しながら、恥をかきながら、怒られながら、学んできました。
パートでも。社員でも。雇用形態に関わらず、その人の印象は、その人が作ります。
自分も笑顔でいるために、人を笑顔にできることに誇りをもって、取り組んでいただきたいと思います。
労務について学んだことはありますか?
雇用にはいくつも種類がありますが、代表的なものは「パートタイマー」そして「正社員」「契約社員」、その他「嘱託社員」などがあります。
企業と雇用関係を締結する際、就業規則についてのお話はありましたか?
就業規則とは、会社の法律書であり、いわばルールブックです。
企業によりますが、就業規則はいつでも従業員が見れる場所においてあることが労基(労働基準法)により定められているため、いつでも閲覧することができます。
就業規則、賃金規定、育児介護休業規定、他、企業には様々な規定があり、会社、そして従業員が守られる規約が記されています。
こうした雇用についての疑問に答えてくれるのが社会保険労務士です。
社会保険労務士は企業と契約し、総務部または人事部を通して皆さんを支援してくれています。
扶養控除
パートタイマーには、扶養控除にする・しないの選択肢があります。
扶養控除とは、世帯主の扶養にはいることにより、社会保険や税金など控除される額が与えられるという規則です。
103万の壁、130の壁など、みんながふわっと知ってるかと思います😊
私の場合、いくらまでの所得であれば扶養控除が受けられるのか。
そもそも扶養控除はいくら得なのか。
そして、どれくらいの収入になると扶養控除の恩恵の効果がなくなるのか。
まずは正しい知識を身につけたうえで、自分できちんと選んだ方が得策です。
社会保険について。税金について。
これらは社会人として知っていて損はない知識です。
ぜひ自分に関わることだけでも、正しい知識を学んでみてください😊
年次有給休暇
年次有給休暇は、法律で決められた従業員が給与を得つつ自由に休むことができる権利です。
ただし、繁忙期に休まれては困りますので、繁忙期を除くと記されています。
日数も法律で定められている日数があります。
そして、パートでもその権利はあります。
すべての従業員に対し有給取得の権利は法律で定められていますが、細則については各企業により就業規則に記されていますので、見たことがないという方はぜひ一度読んでみてください。
権利を得て、義務を全うするのが、お互いにとって素敵な雇用関係となります。
企業は、皆さんの生活を守る存在であり、従業員は企業の一員として共に成長する仲間です。
わからないことがあれば、総務部または人事部など、関係部署に問い合わせるのが良いでしょう。