悩ましい時期の親子の新しい関わり方
子どもが小学校高学年になると、語彙力・思考力・感情の扱い方が大きく変化し、親子のコミュニケーションに“ずれ”が生まれやすくなります。
あるお母さまはこう教えてくださいました。
「小5の子どもと意思疎通がしにくくなり、反抗期なのか、私の伝え方が悪いのか、毎日がモヤモヤしていました」
これは、珍しい悩みではありません。
ロイヤルアカデミーには、同じような不安を抱える親御さんが多く相談に来られます。
そしてその多くが、ある共通点に気づきます。
学校高学年は“親子の会話の転換期”
語彙力の差が会話をすれ違わせる
小学校5年生になると、子どもは「抽象概念」を理解しはじめ、親はそれを当然のように求めてしまうようになります。
しかし実際の子どもは――
- “理由を説明する言葉”がまだ足りない
- 感情を言語化する経験が少ない
- 考えをまとめる力が発展途上
つまり、伝えたいのに伝えられない分かってほしいのに言葉が出てこない
そんなギャップが起こりやすいのです。
一方、親は親で、
「もっとちゃんと言葉で説明してほしい」
「何を考えているか分からない」
と感じ、心配が募っていきます。
このミスマッチは、「親の伝え方が悪い」「子どもの語彙力が低い」という単純な問題ではないのです。
親の思いと子どもの思いが“ずれる理由”
子どもは成長し、親離れに向けて歩き始める
この年代の子どもは、無意識のうちに「自立」に向かっています。
大切だからこそ、親に反発したり、距離を取りたがることもあります。
親は守りたい。
子どもは一歩前に進みたい。
この“速度の違い”も、コミュニケーションのすれ違いを生んでしまいます。
そんな時に必要なのが、家庭でも学校でもない「第三の学び場」
口コミをくださったお母さまは、まさにこのタイミングでロイヤルアカデミーの「ロイヤルクラス」を見つけてくださいました。
そして、こうも話してくださいました。
「ロイヤルクラスで学ぶうちに、子どもの目線がようやく見えてきました。
前提条件が違うこと、見えている世界が違うこと、感じ方が違うこと。
“親子なのに違う”という当たり前を理解できました。」
ロイヤルクラスが作りたいのは、親子で学びながら、お互いを理解し直す時間です。
ロイヤルクラスは、なぜ親子の関係性を変えるのか?
理由① 親も「生徒」になるから
ロイヤルクラスでの親の立場は“指導者”ではありません。
子どもと同じく「学ぶ側」です。
親が上に立たない。
子どもを叱る必要もない。
比較したり、コントロールする必要もない。
ただ一緒に、
- 言葉の使い方
- 感情の整理
- 相手を思いやるコミュニケーション
- 対話の仕方
を身につけていく。
すると、親子の間に自然な対話が生まれはじめます。
理由② 子どもの“言葉の世界”が見えてくる
親御さんの気づきで最も多いのが、
「こんなふうに世界を見ていたんだ!」
という驚きです。
大人の10秒の説明が、子どもにとっては“1分かけて丁寧に理解したい内容”だったりします。
ロイヤルクラスでは、言葉の分解や感情の言語化トレーニングを行うため、子どもが何をどう感じているかが、親に見えやすくなります。
理由③ 親子で「共同作業」をするから
授業では、ペアワーク・対話ワーク・ロールプレイなどを多く取り入れています。
「親が教える」のではなく、「親子で作る」。
これが、家庭で起こる“指導モード”の空気を消し、子どもの素の姿を引き出します。
受講したママが見つけた“ロイヤルクラスの役割”
いただいた口コミの最後に、こう書かれていました。
「つい子どもを引っ張らなきゃ!と思いがちですが、ここでは私も生徒の一人。
だから、子どもと一緒に学んでいけます。」
まさに、ロイヤルクラスが目指す姿そのものです。
親子の関係は「支える側」「支えられる側」という一方向だけでなく、時に横に並び、同じ景色を見て理解し合うことで、より豊かになります。
ロイヤルアカデミーは、その「横に並ぶ時間」を提供しています。
最後に ― 親子のコミュニケーションは“技術”で変えられます
反抗期、思春期、語彙力不足、親子のすれ違い。
これらは「問題」ではなく、成長のサインです。
そして、乗り越えるためには「気持ち」だけでは足りず、会話の技術、伝える技術、受け取る技術が必要になります。
親だけでもない。
子どもだけでもない。
親子で一緒に学ぶからこそ、変わるものがある。
その変化を作る場所が、ロイヤルアカデミーのロイヤルクラスです。




