「何度注意しても姿勢が悪い」
「“ありがとう”が言えない」
「ゲームばかりで、人との関わりが苦手」
そんな悩みを抱える保護者の方は多いものです。
一生懸命に教えているつもりなのに、なかなか伝わらない。
怒るばかりで、子どもとの関係がぎくしゃくしてしまう。
そんなときこそ、「親でも学校でもない“第3の学び場”」が力を発揮します。
“第3の学び場”とは?──子どもが素直になれる「第三の存在」
“第3の学び場”とは、家庭(第1)と学校(第2)の中間にある、子どもの心がほっとできる場所のこと。
その一つが「ロイヤルアカデミー」です。
親がいない場所で、先生や仲間と過ごす時間の中で、子どもは驚くほど素直になります。
あるお母さんの話です。
小学3年生の息子さんが、食事中の姿勢や言葉遣いを何度注意しても聞かなかったそうです。
ところが、マナー教室で講師に「背すじがピンとしていてかっこいいね!」と褒められた瞬間から、家庭でも自然と姿勢を意識するようになったとか。
“親の言葉”よりも、“第三者の言葉”のほうが素直に響く。これこそが「第3の学び場」の強みです。
マナーは「型」ではなく「心」
教わることで自信になる。
マナーというと、礼儀正しく堅苦しい印象を持たれる方もいます。
ですが、子どもにとってのマナー教育は「人との関わり方」を学ぶ時間です。
たとえば、教室で「ありがとう」の練習をしたとき。
最初は照れくさそうに言っていた子も、相手の目を見て「ありがとう」を言えるようになると、自然と笑顔が増えていきます。
すると、家庭でも「ママ、ありがとう」と声をかけてくれるようになった。
そんな変化がよく見られます。
マナーを通して“人に気持ちを伝える力”が育つ。
それが、子どもの自己肯定感やコミュニケーション力の基礎になります。
「教わる場」があるからこそ、親は“叱る役”から解放される
家庭でマナーを教えると、つい「また注意しちゃった」「怒ってばかり」と自己嫌悪に陥ることもあります。
でも、マナー教室がその一部を担ってくれれば、親は少し距離を置いて見守ることができます。
実際、通っている子の保護者からはこんな声も。
「以前は“姿勢が悪い!”と注意ばかりしていましたが、今は“教室で先生に教わったこと、思い出してみよう”と声をかけるだけで通じます」
「子どもが“マナー教室でこうするんだよ”と自分から話してくれるようになりました」
叱るより、信じて任せる。そんな親子の関係が少しずつ築かれていくのです。
“第3の学び場”で育つ3つの力
1. 自分を客観的に見つめる力
他の子の姿勢や話し方を見て、「自分もこうしたい」と感じられるようになります。
比較ではなく、憧れの気持ちがモチベーションになります。
2. 人と関わる力
グループ活動やロールプレイを通じて、相手を思いやる言葉や態度を学びます。
学校では教わりにくい“人との距離感”も自然に身につきます。
3. 社会への準備力
あいさつ、食事、言葉遣いといった基本のマナーは、将来どんな環境でも役立ちます。
「礼儀正しい子」は、それだけで信頼を得られる大きな強みになります。
親がすべてを背負わなくていい
子どもの教育というと、どうしても「親がしっかりしなきゃ」と思いがちです。
でも、社会には「親ではないからこそできる教育」があります。
その代表がマナー教室です。
家庭と学校のあいだに“もうひとつの学びの居場所”があることで、子どもも親もずっと楽になります。
そんな“第3の学び場”が、親子の笑顔を取り戻す
マナーは単なる形式ではなく、「人と人とが心地よく生きるための知恵」。
親でも学校でもない第三の存在が、子どもにとっての“憧れの先生”となり、自然と行動を変えていく。
その変化を目の当たりにしたとき、きっとこう思うでしょう。
「やっと、叱らずに褒められるようになった」
家庭で限界を感じたときこそ、思い出してください。
マナー教室という“第3の学び場”が、あなたとお子さんの未来をやさしく支えてくれる場所なのです。




